沖縄で出会ったヒスイカズラ 花言葉は「あなたを忘れない」ハワイではレイに使われています

お花の知識

先日、沖縄へ行きました。

いつか見たいと思っていた『ヒスイカズラ』。

咲いている場所を調べたところ、国営の熱帯ドリームセンターで咲いていることがわかり見に行きました。

温室で、ふと視界に入った翡翠色に輝く美しい色

その幻想的な姿に心を奪われ、「なんて綺麗なんだろう!」と思わず言葉に出てしまいました。

実はこのヒスイカズラ、ハワイでも“特別なレイ”に使われることがある、希少で神秘的な存在なのです。

今回は、ヒスイカズラの魅力と、ハワイやフラとの意外なつながりを紐解いていきますね。

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翡翠色に輝く植物 ヒスイカズラってどんな花?

まさに「翡翠」のようなブルーグリーン(ターコイズブルーやエメラルドグリーン)とも表現できる宝石のような色。

ヒスイカズラ(翡翠葛)は、マメ科・ヒスイカズラ属の植物で英名は『Jade Vine(ジェイドバイン)

原産地はフィリピン・ルソン島など熱帯雨林です。

温暖多湿な環境を好み、熱帯性のつる植物で開花時期は主に春(日本では3月〜5月頃

花の形は、カーブした爪のような花が房状に垂れ下がります(長さ1m以上の大きな房になることも)

コウモリによる受粉

受粉は、コウモリによって行こなわれるそうです。

日本の植物園では人工授粉で増やしています。

コウモリによる受粉と聞いて、ちょっと意外でした。

こんな綺麗な色の花だから、蝶々や鳥が受粉させるのかなと勝手に思っていましたが、コウモリと聞いてゾクっとしたのは私だけかしら?

コウモリによる受粉によって咲く珍しいヒスイ色の花、益々、この神秘的な花に魅了されました。

ハワイでも大切なヒスイカズラの花言葉

ヒスイカズラの花言葉は「私を忘れないでね」という意味で、ハワイでは卒業や別れの際にヒスイカズラのレイを贈ることがあります。

神聖」「格式高い」イメージで非常に希少なため、特別なセレモニーやパフォーマンスに使われることが多いそうです。

ヒスイカズラがハワイに持ち込まれたのは1959年代。

暖かい場所を好ものでハワイの気候に適していて、今ではハワイの植物園や個人宅などで栽培されています。

日本では沖縄など暖かい地域以外は、温室で温度管理されていないと越冬できません。

この色は自然界でも特別な色だと思うので、格式高いという言葉はピッタリですよね。

日本でヒスイカズラが見れる場所

主に熱帯植物園で見られますが、具体的に日本ではどこで見られるか載せておきますね。

日本でヒスイカズラを見ることができる場所
✳︎広島県植物公園
✳︎とちぎ花センター(2025年4月3日から5月27日)
✳︎石垣島サイエンスガーデン
✳︎沖縄熱帯ドリームセンター

他にも見ることができる植物園もあると思うので調べてみてくださいね。

この中で私は熱帯ドリームセンターしか行ったことがありません。

熱帯ドリームセンターは入場料がリーズナブルなのに、とても花の種類が多くて満足感が半端ないです。

少し、外も歩きますが、温室内を見る時間が長いので雨の沖縄でも楽しめる場所です。

実際、私も大雨の中行きました(笑)

紹介した場所は既に花の時期が終わっている場合もありますので、必ず前もって聞いてから行くことをおすすめします。

まとめ

私がヒスイカズラの存在を知ったのは、ヒスイカズラのレイをSNSで見た時です。

なんだろう!この綺麗な色のレイ

何の花なの?とあまりに綺麗な色に魅了され、すぐに調べました。

その時初めてヒスイカズラという花だと知り、いつか実際に見てみたいな〜♡

そして今回、念願叶って沖縄で見ることができ、益々ヒスイカズラの虜に。

自宅で育ててみたいと思いましたが、温室じゃないと越冬できないので難しいですね。

残念!今度はいつか、ヒスイカズラのレイを実際に見てみたいなと、新たな願望ができました。

皆さんもぜひ一度、ヒスイカズラを実際に見て欲しいなと思います。

この綺麗な翡翠色に感動すること間違いなしです。

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