2025年1月に次女の成人式が無事に終わり、片付けをしながら思ったことがあります。
それは、娘が着物に合わせて自分で選んだ髪飾りの造花。
箱に入れてしまうつもりでいましたが…
きっと、もうこの造花を使う日はないだろうな。もったいないなー
「そうだ!部屋に飾れるようにリースにしてあげたら喜ぶかな」と思いつき、作ってみました。
ワイヤリングとテーピングで花を髪飾りにする
成人式で使う髪飾りですが、生花やアーティフィシャルフラワー(造花)の好きなものを購入して髪飾りに使う場合はワイヤリングとテーピングをします。
このような処理をしておくと、リースを作る際も便利なので紹介しますね。
ワイヤリングとは
花や茎にワイヤーを巻いて補強したり、茎の長さを出したりするテクニックのこと
テーピングとは
フローラルテープという粘着剤がコーティングされたテープで、ワイヤリングしたワイヤー部分を巻く作業のこと
花の根元の茎を1.5cmぐらい残して切り、その茎の部分にワイヤリングをしてテーピングをします。
「生花や造花の茎をそのまま使えないの?」と思われた方がいるかもしれませんが、生花の茎は弱いのでピンで留めると折れたり潰れたりしてしまいます。
造花は太い茎の物が多いのでピンで留めるのは難しいです。
造花で茎が細く曲げやすい物でしたら、そのまま使えるかもしれませんが、茎の太さを揃えてあげる事は美容師さんへの配慮にもなります。
さらに、写真のようにテーピングの時にUピンを一緒に巻いて付けておくと喜ばれますよ。
ワイヤリングとテーピングを覚えたらコサージュやブーケを作れるようになったり、茎が折れてしまった時の対処法としても使えるのでとても便利です。
そしてリース作りにもすごく役立ちます。
水引は、髪飾りとリースのアクセント
水引は、3年前の長女の成人式の時にも使っている子が多かったですが、今も使う子が多い気がします。
お花だけより動きがでて素敵になりますよね。
うちの娘も編み下ろしたヘアスタイルに水引を飾りました。
リースに付けるとちょっとお正月っぽい感じにはなりますが、アクセントになってよかったです。
20だけに、輪を2重にしてみました(笑)
タンスの奥にしまわれる予定だったものが、可愛いリースに生まれ変わりお花も喜んでいる感じがします。
成人式の髪飾り 生花や造花以外のアイテム
ここまで生花や造花、水引を髪飾りに使う話をしてきましたが、これ以外に使われているものを紹介しますね。
生花・造花以外のおすすめ6選
① ドライフラワー
② プリザーブドフラワー
③ つまみ細工
④ ちりめん布の玉やリボン
⑤ タッセル
⑥ 紐
これ以外にも金粉を付けたり、レース、かんざしなどを付けている方もいます。
皆さんそれぞれの振袖に合わせて、髪飾りとヘアスタイルをこだわっていて素敵なものばかりでした。
花ではない髪飾りでも、リースやアレンジメントなどに作り直すこともできますし、それをプレゼントしたら喜ばれると思います。
まとめ
突然思い立って髪飾りをリースにしてみましたが、娘がすごく喜んでくれました。
成人式当日は着付けもヘアもプロにお願いし、母は着付けが終わるのを待つのみ。
お母様が着付けの技術もあり着せてあげる方もいると思いますが、私のように終わるのを待つだけの方が多いのではないでしょうか。
当日は写真係ぐらいしかできない母だけど、髪飾りをリースにしてプレゼントするってすごく良いなと思いました。
例えば七五三や袴姿の卒業式など、色々な場面で使用した後にしまい込んでいる髪飾りをリメイクしてみるのもおすすめですよ。
色々な髪飾りで、是非リメイクを楽しんで欲しいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。