フラダンスに欠かせない存在でもある「レイ」。
生花のレイと造花(アーティフィシャルフラワー)のレイ、どちらを選ぶべきか迷ったことはありませんか?
私は、アーティフィシャルフラワー教室「トモブルーム」を運営し、普段は造花を使ったレイメイキングレッスンを行っています。
一方で、生花のレイも以前から制作しており、昨年6月にはハワイで生花レイの技術を本格的に学びました。
現在は、生花と造花の両方でレイを編む機会があり、実際に両方を作っているからこそ感じる違いがあります。
この記事では、生花のレイと造花のレイの違いを比較し、それぞれのメリット・デメリットやおすすめの使い分けをご紹介します。
生花レイと造花レイの違いを比較
下準備の違い
生花レイの下準備

生花のレイ作りで最も大切なのが「水揚げ」です。
仕入れたお花は必ず水揚げを行い、花の種類に合わせた適切な処理をします。
・茎の切り戻し
・お湯あげ
・バーナーで焼く
・水の中で切る
・茎を縦に割る、叩く
など、水揚げの方法は花材によって異なります。
この下準備をしっかり行わないと、編んでいる途中で水が下がり、花がしおれてしまうこともあります。
実際に編む際は、茎を少し残しながら花を短く切り編み込んでいきます。
これが生花レイの基本的な下準備です。
造花レイの下準備

造花レイの場合は、生花とは異なる注意点があります。
造花は、花弁が取れてしまったり、茎から花が抜けてしまうことです。
そのため、取れそうな花はグルーガンでしっかり固定。
また、茎が短すぎるものや硬すぎるものは、ワイヤリングをして茎を作ります。
使用する花材によってはワイヤリングの数が多くなることもあり、これが造花レイならではの下準備です。
編むときに使う紐の違い
生花レイに使う紐

生花レイには、「ラフィア」と呼ばれる植物の皮を乾燥させた紐で編みます。
ラフィアは乾燥したままではなく、水に浸して柔らかくしてから使用。
そうすることで、
・お花に馴染みやすい
・適度に水分を含み、生花にやさしい
というメリットがあります。
造花レイに使う紐

造花でもラフィアを使えなくはありませんが、濡らす必要がないため、乾燥したラフィアは硬くて編みにくいです。
そのため、トモブルームでは麻ひもを使用しています。
麻ひもは、
・花が抜けにくい
・編みやすい
・レイをつけたときに肌に触れても痛くなりにくい
といった理由から、造花レイにとても適しています。
保管方法の違い
生花レイの保管方法

生花レイは、できるだけお花を長持ちさせたいですよね。
まず、花選びの段階で極端に水が下がりやすい花材は避けることが大切です。
そして、しっかり水揚げしたお花でレイを編みます。
編み上がったレイは、
- タッパーなどの密閉できる容器に
- 濡らしたキッチンペーパーを敷く
- その上にレイを置き
- さらに上から濡らしたキッチンペーパーをかぶせる
この状態で野菜室に保管すると、2日程度持たせることが可能です。
造花レイの保管方法

造花レイは枯れる心配はありませんが、花の破損や花抜けには注意が必要です。
・潰れたり力が加わらないよう、箱やケースに入れる
・湿気やカビを防ぐため、乾燥剤を入れる
このような保管方法がおすすめです。
生花レイと造花のレイのメリット・デメリット
生花レイのメリット・デメリット

メリット
・花の香りを楽しめる
・自然の癒しを感じられる
・フラの気持ちがより一層高まる
デメリット
・日持ちしない
・下準備や管理が必要
・花材が季節に左右される
造花レイのメリット・デメリット

メリット
・事前に準備ができる
・長期間使える
・生花にはない色を選べる
・季節を問わず花材が揃う
デメリット
・下準備(固定・ワイヤリング)が必要
・保管方法に注意が必要
用途に合わせてレイを選ぶ

生花のレイには、生花ならではの香りと癒しがありますよね。
花の香りを纏ってフラを踊る時間は、特別なものになります。
一方、造花のレイは、衣装に合わせた色選び、事前準備が必要なイベント、プレゼント用途などにとても向いています。
生花では揃えにくい場合でも、造花なら季節を問わず表現することができます。
トモブルームのレイメイキングレッスンについて

トモブルームでは、現在、造花を中心としたレイメイキングレッスンを行っています。
生花レイの技術を活かしながら、造花でも自然で美しいレイ作りができますよ。
レイ作りにご興味のある方は、どうぞお気軽にお問い合わせください。


